鴎外記念室の沿革

文豪森鴎外は明治25(1892)年1月、本郷台地の東端にあり、谷中・上野山及びはるか東京湾の潮路もながめられたという絶景のこの地に、永住の邸を構え「観潮楼」と名付けました。この観潮楼で「即興詩人」「青年」「雁」「阿部一族」「山椒大夫」など数々の名作を発表するとともに、佐佐木信綱、与謝野鉄幹、伊藤左千夫、石川啄木なども参会して観潮楼歌会も催された。この観潮楼で、大正11(1922)年7月9日にその名を惜しまれつつ亡くなりました。

偉大な業績をしのんで建設された鴎外記念本郷図書館は、記念室を併設したユニークな図書館として昭和37(1962)年9月開館しました。
平成18 (2006)年4月図書館はすぐ近隣に新築され移転し、本郷図書館鴎外記念室となりました。